JAPAN ELBOW SOCIETY
第35回日本肘関節学会学術集会

会長挨拶

第35回日本肘関節学会学術集会
会長 高原 政利(泉整形外科病院 院長)

高原 政利

この度、第35回日本肘関節学会学術集会を山形にて開催させて頂くことを、大変光栄に存じます。このような機会を与えて下さいました日本肘関節学会の皆様に心より感謝申し上げます。山形大学整形外科の荻野利彦会長(故人)が第23回を東京で主催され、大勢の参加者に恵まれ盛会でしたが、『山形に行きたかった』といったお声を沢山お聞きしましたので、今回は山形駅西口から徒歩数分の山形テルサと県民ホールで開催することに致しました。第33回の島田幸造会長と第34回の鈴木克侍会長はコロナ禍をモノともせず、素晴らしいご手腕を発揮され、見事に盛会を導かれました。そこで、第35回は両会長の創意工夫を継承し、Live-Webで如何なる状況においても、ご参加された皆様にご満足頂けますよう準備することを決意しました。

第35回学術集会のテーマは「We Love Elbow 世界に発信」としました。ライブとオンデマンドで皆様に「We Love Elbow」をお届けすることが目標です。整形外科研修医や専門医のために肘関節外科の各分野の教育研修講演(Web-Lectures over Elbow Surgery)を多数ご用意しますので、ご聴講された皆様は間違いなく「We Love Elbow」になります。教科書を開くよりも教育研修講演ビデオのオンデマンド聴講はお薦めです。ぜひ、肘に興味のある先生のみならず疎遠な若い先生にもお知らせいただけましたら幸いです。また、シンポジウム・パネル・主題を各分野に設けますので、肘関節外科医の真髄をご披露ください。

日本には35年の伝統を誇る肘だけの本学会がありますが、海外にはElbow単独の学会やJournalはなく、Elbowは脇役です。そこで、肘が大好きな世界中のElbow Surgeonに日本肘関節学会学術集会を発信しようと思います。そのためには日本語の発表の他にEnglish versionも必要です。英会話が大の苦手の私もやります。講演・シンポジウム・パネル・主題の演者の先生には「We Love Elbow 世界に発信」のために、English version(ビデオ. MP4)のご提出をお願いすることがあるかと思いますが、快く引き受けて下さいますようお願い申し上げます。

泉整形外科病院と山形大学整形外科上肢班とでチームエルボーを結成し、山形大学整形外科の高木理彰教授と同門会のご協力・ご支援を賜り、学術集会を鋭意準備しまして、皆様をお迎えいたします。山形市内から蔵王まで車で30分少々です。ロープウェイ降り場から直ぐに幻想的な樹氷を見ることができます。もちろん、スキーも温泉もお食事もお楽しみ頂けます。本会のご参会とともに、山形を存分にお楽しみ頂けましたら最高です。よろしくお願い申し上げます。「We Love Elbow and Yamagata

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